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ヒトと人工知能が「協働」する時代

ビジネス拡大のためのAI活用で気をつけるべきポイント──“明確な目的”と“社会への責任”とは?

第5回

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 前回は、AIと人間のコラボレーションを進める上で大切な、人間同士(企業・組織間)のコラボレーションについて解説しました。最終回である今回は、企業がAIをビジネスへ適用し、スケールさせるために欠かせない要件について解説します。

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AIのビジネス活用をスケールさせるために必要なこと

 AIをビジネスで活用し、企業成長の柱とするためには、当然ながら導入コストに見合った効果を創出し続ける必要があります。実証実験を繰り返し、商用化につながらずコストだけが増大していく様子は、俗に「PoC貧乏」と表現されることもあるようです。そして、AI導入の現場でもこのような状況に陥っているプロジェクトを見ることは少なくありません。実証実験を完遂させた次の段階では、検証結果に基づいてAIの導入を進め、活用する領域や業務の規模を広げてビジネスとしてスケールさせることが求められます。

 AIの本格導入の難しさは数字上にも表れています。最新のアクセンチュアのレポート「AI: Built to Scale(ビジネス全体でAIを活用する)」※によると、単なる試験導入ではなく、AI機能を本格的に備えた組織の構築を実現している企業はグローバル全体でわずか16%に留まっていました。これらの企業は、他企業と比べて2倍近くの実証実験を実施し、はるかに速いペースでAIの本格導入を進めていることが判明しています。さらに、この16%のトップ企業は、その他の企業と比べてAI投資から3倍近い投資対効果を得ていることも明らかになっています。

 これらのトップ企業とそれ以外の企業を分かつ大きな違いとして、「意図的なAIの活用」「『責任あるAI』の実現」の2点について説明します。

※ 日本を含む世界12カ国16の業界にわたる企業の経営幹部1,500人への調査を基に、アクセンチュア ストラテジーとアクセンチュア アプライド・インテリジェンスが共同で作成

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自社のビジネスニーズを把握して全社で戦略的に取り組む──トップ企業に見るAI活用

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この記事の著者

保科 学世(ホシナ ガクセ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

瀧内 孝輝(タキナイ コウキ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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