DFAは、日本郵便本社で、配送ロボットがエレベーターと連動してフロア間を移動することにより、社内便配送の試行を実施した。この試行では、エレベーターメーカーと連携し、配送ロボット「YAPE」を用いた屋内におけるエレベーターを含めた自律移動による配送を行った。
社内便を14階のメールセンタで積み込んだ後、配送ロボットがエレベーターを呼び出し、9階や6階のオフィスフロアの指定場所で自動的に停止。メールで到着を通知し、社内便を受け渡した後、再びセンタへ戻るまでを、すべて自律走行で実施した。マンションやビル等の屋内環境では、個人宅やオフィスへの配送にあたり、エレベーターなどによる立体的な移動が必要となる。今後は、今回試行したエレベーター連動を含め、屋内環境での配送ロボットによる荷物等の輸配送実現に向けた取り組みを進めていくとしている。