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電通、新型コロナウイルスによる生活者意識の変化を日米で定点調査

 電通は、2020年4月後半に全国20〜69歳の男女1,000名を対象に「COVID-19生活者意識ナビゲーター(第1回日米比較編)」を実施した。

[公開日]

[著] BizZine編集部

[タグ] インサイト 企業戦略 COVID-19 コロナウィルス感染症

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 本調査は、電通グループの海外連結子会社で米国事業を統括するDentsu Aegis Network US Holdingsが米国において、新型コロナウイルスによる生活者意識の変化を今年3月下旬から4月中旬にかけて4回にわたって実施した調査と同じ内容を日本国内でも調査したもの。両国での調査実施の結果、日米では生活者意識に差が見られることが分かったという。

主なファインディングス1

質問1『新型コロナウイルスの感染拡大のような公衆衛生上の危機に面した時、人々の気持ちの変化にはいくつかの 「ステージ」があると言われています。今回の新型コロナウイルスの感染拡大があなたの日常生活にどのような影響を与えたかを考えていただき、現在のあなたの状況に最も当てはまるものを1つお選びください』

  • 生活者の心理を5つのステージで調査。日本では8割がまだ初期2ステージにあるが、米国ではステージ3以降がすでに46%。
  • 新型コロナウイルスの影響下における生活者の心理変容を、5つのステージで捉えて傾向を把握。日本では26%が第1ステージの「混乱・動揺」にあり、55%が続く「変化への対応」と、第1、第2ステージの合計が約8割。
  • 一方、米国では第1、第2ステージの合計は54%。ステージ3「順応・適応期」以降が46%と高くなっている。

タイトル図表1:生活者の心理ステージ

主なファインディングス2

質問2『新型コロナウイルスが拡がりを見せる中であなたが感じているものを、それぞれお選びください』

  • 生活者の感情は、ストレスや無力感などが強い日本に対し、米国では一旦ネガティブに振れた心情が徐々に通常に戻りつつある。
  • 日本は「ストレスを感じる」が最多。また「悲観的」な気持ちや「無力感」も米国よりも強く感じている。
  • 米国では、感染者が急激に拡大した第2回目の調査以降ネガティブ感情が続くものの、 少しずつ適応できるようになっている人も増加傾向に。

タイトル図表2:生活者の感情

主なファインディングス3

『新型コロナウイルスによる自粛生活が続く中で、できなくて恋しいと感じることは何ですか。以下の選択肢から最大3つ、お選びください』

  • できなくて恋しいもののトップは、日本では「旅行」、米国では「友人や家族と出掛けること」。
  • 日本では最も恋しいものは「旅行」、次いで「レストランやバー等での外食」、「友人や家族と一緒に出掛けること」で4割が回答した。
  • 米国では最も恋しいものは「友人や家族と一緒に出掛けること」であり、「旅行」は4位と日米で違いがみられた。

タイトル図表3:自粛生活の中で、できなくて恋しいと感じること