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テクノロジーが内食をアップデートする──国内外の事例にみる“領域拡大”と“パーソナライズ”

食領域-2

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内食の4つのバリューチェーンと代表的なプレイヤー

 前回、食領域で伸びてきているフードテックサービスを、下図のように整理し、販売チャネルから情報収集・購入までを「外食の中食化」として新たな潮流を紹介しました。今回は、情報収集・購入から調理、健康管理を網羅する「内食のアップデート」についてまとめていきます。

 まず、「中食」と「内食」の違いをご紹介します。「中食」とは、飲食店などの家庭以外で調理された食品をテイクアウトまたは配送し家で食べること。一方「内食」は、スーパーなどで食材を買い、家庭で調理して食べることです。

 中食・内食に共通して、自宅の近辺や自宅の中で食事するニーズは年々高まっていますが、その背景には、人々の暮らし方や働き方、生き方の変化・多様化と、消費者の食サービスに対する受容性・ニーズが高まってきたこと、また良質な中食・内食のサービスが充実してきたことなどが挙げられます。良質なサービスの充実と、消費者ニーズの高まりのどちらが先だったかは「鶏が先か、卵が先か」の議論になり実態は不明ですが、ニーズの高まりを背景に、飲食店や飲食事業者は様々な新しいサービスを仕掛けています。

 内食のバリューチェーンを「調達」「献立検討」「調理」「シェア」の4つに分類し、各領域における代表的なプレイヤーを以下のようにマッピングしました。なお、今回フードデリバリーのような「中食」に近いサービスや、ネットスーパーは除外しています。

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阿部 傑(アベ タカシ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

鮫島 佑介(サメシマ ユウスケ)

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貝沼 篤(カイヌマ アツシ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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