公益研究基盤機構は、投資家・VCや民間企業をはじめ多くの関係者に、今後大きな活躍が期待される東大発のベンチャー企業の認知を広げることで、社会的意義の大きい大学の研究シーズの事業化や産学連携の活性化に貢献することを目的として、東大発ベンチャー企業の調査を実施した。大学の研究成果が社会に還元され、学術研究者が正当な評価を受けられる社会の実現を目指すという。
今回は、AI・ロボティクス・モビリティ・医療・バイオ・エネルギー・教育・その他の8つの分類に従い、既に一定の業績をあげている企業から創業して間もない企業まで、総勢67社の東大発ベンチャーを掲載している。
AI部門では、DeepXやACES、NABLASといった東大松尾研発ベンチャー企業をはじめ、数多くのベンチャー企業が名を連ねている。また、バイオ部門のGreen Earth Institute、エネルギー部門のエクセルギー・パワー・システムズといった、東京大学エッジキャピタル(U-tech)からの出資を受けながら、急速に事業拡大している企業も見受けられる。