“体験”による価値提供へのシフト
金融業界でも2000年代に対面からネットへのシフトはありましたが、一つ変わらないことがあります。それは“オフライン”の対面金融機関でも、“オンライン”のネット金融機関でも、自社でプロダクトを作り、自社でマーケティングして、自社の店舗やウェブサイトにお客さまを連れてくるということです。
プレイヤーが増えて競争が熾烈化する中でお客さまを獲得するには、「オフライン」でも「オンライン」でも金融サービスを利用したいと考えている「ニーズが顕在化されたユーザー」に対して、大量のマーケティング費用をかけ続けなくてはなりません。