新型コロナウイルス拡大の影響に伴い、MICE(Meeting、Incentive Travel、Convention、Exhibition/Eventの略)の需要は低下が避けられない状況が続いてる。また一方で、リモートワーク化が進み、セミナー等のオンライン化も急激に浸透し始めているものの、オンライン会議における操作ミスによる進行の妨げや、複数名の参加者同士でコミュニケーションを取る事がリモートであるがために難しい等への対応が求められ始めている。
HISは、法人企業をはじめとするMICE需要の回復を目指し、3社連携によるウィズ・コロナの配信特化型プラットフォームとして、「H.I.Spaceウェビナーサービス」を構築した。
サムシングファンとの共同開発により提供するWEBセミナーサービスは、動画、チャット機能、質疑応答機能を利用することで、ユーザーの要望に応じて最適なツールの組み合わせを1画面の中で行い、一目でわかる画面として配置することが可能となる。
シノノメとの共同開発によって提供するコミュニケーションサービスは、オンライン上にいくつものテーブルを配置したバーチャルスペースを用意し、ユーザーが選んだテーブル席に着くと同じテーブルにいる人達とのみオンラインで繋がることが出来るシステム。このチャットサービスは300名まで利用可能で、各テーブルは15名まで利用する事が出来る。あるテーブルでの商談会を取りまとめようと考えた際には、権限者の承認による限定された参加者間でコミュニケーションを進行させることも可能だという。