富士ソフトは、エストニア政府でも採用されているX-Roadを商用化した製品である「UXP」の日本導入支援に取り組んでいる。「UXP」は、暗号化技術を活用することで、複数のデータベース間のデータ連携を安全に共有することを可能としている。また、xIDは、マイナンバーカードと連携することで、手軽にログイン、電子署名、そして本人確認ができるデジタルIDアプリ「xID」を提供している。
今回の両社の合意によって、共通IDを活用し同一の人物であることを証明することができるxIDを、データ連携基盤であるUXPと連携できるよう推進していく。各種行政・民間サービスにおけるセキュアなデータ連携を実現し、デジタル化による業務の効率化と個人の多様な行動パターンに即したきめ細かいサービスの提供を実現し、デジタル社会の利便性向上とスーパーシティの実現を目指すとしている。