このソリューションは、治験実施計画書から治験関連文書を作成するなど、文書作成に係るプロセスの効率化を目指すというコンセプトを基にNTTデータが開発を進めている。この実証実験では、本ソリューションのプロトタイプを用いて、中外製薬とNTTデータが共同でコンセプト検証を行った。その結果、ソリューションの有用性の評価および今後のシステム課題の抽出をすることができたという。
NTTデータは、本実証の結果を踏まえ、2021年度中に本ソリューションの商用サービス提供を目指す。また、本実証を通して得られた両社の協力関係を土台に、臨床開発業務のデジタルトランスフォーメーションに向けて協働し、新薬開発の効率化に向けた仕組みづくりを目指すとしている。