インテックと伊予銀行の銀行業務高度化に向けた連携では、銀行が保有する顧客データ、営業データ等を分析し、推奨商品の提供や成約率等の向上を図る「マーケティング分析」、銀行職員の行動データ、実績データを分析し、最適な営業戦略や人事戦略を立案する「行員行動分析」、データ分析の実施に伴うデータインプット/アウトプットを効率化するための施策の検討などが挙げられる。
また、第1弾として発表された「データ分析・ビジネス企画力の養成研修」では、伊予銀行の職員が期間中インテックに駐在し、インテックの社員とともにデータ分析に関する基礎知識の習得からビジネス企画・データ分析の実践力を身に着ける。
インテックでは「データ活用人材」の育成を重要視しており、特にデータ分析基盤上での分析プロセスや人材育成施策に注力しているという。今回、伊予銀行にデータ活用を目的とした研修を実施することで、ITと金融ビジネスの相乗効果による人材育成を目指す。今後この取り組みには、伊予銀行が加盟するTSUBASAアライアンスから、千葉銀行など他の地方銀行も参加する予定だとしている。