AIプロダクトのゴールを自動化としないデザイナーの役割
(6)自動化で終わるのではなく、機械とユーザーの間に入る
機械の振る舞いには人間にとっての想定外も多い。機械に振り回される、機械の後処理をさせられるといったことも起こり得る。一方で、そこまで機械の事情を把握して使いこなそうという高いモチベーションを持ったユーザーは基本的にはいない。
そのため、Intelligenceを伴うプロダクト開発においては、単なる自動化で終わりとはならない。デザイナーは機械とユーザーの間に入る必要があり、認知負荷を下げるようなコミュニケーション設計や、機械の事情に合わせた期待値コントロールなどを行う必要がある。