ロックダウンはなぜ必要なのか
ふたつめの話題は、ニューノーマルについて。ニューノーマルとは、どのように日常生活を送っていくか、どのようにほかの人と関わるか、こうしたことがコロナ禍以前とはまったく変わってくるということである。そして、それは政府の対応の仕方ひとつで大きく変わってくる。
たとえば、前述のようにドイツはいま2回目のロックダウンの最中にあるが、1回目とは違い、レストランはオープンにするなど「軽いロックダウン」を選択している。その結果として、完全なロックダウンをする場合と比べて感染は広がるかもしれないが、医療システムが対応できる範囲であれば、感染が広がっても構わないという考え方をとっている。