次代のミドルマネージャーをどう育てるか
押久保：冒頭で小関さんはマネージャーの大きな仕事の1つとして、「人材の育成」を挙げられました。より組織を大きくしていこうと思ったときには、自分以外にもマイクロ把握をできる人を育てないといけないと感じています。この対談の締めとして、ミドルマネージャーをどうやって育成していくかについてどのように考えていらっしゃるか教えてください。
小関：端的に言えば、「オーナーシップを持ってもらうこと」だと思います。小さい範囲でもいいと思うのですが、そこに対して責任を持たせます。マネージャーは、本当にその領域を正しく理解しているのか、もっと数字を上げられないかなどと、課題を投げかけていく。その人がギリギリついてこられるぐらいの負荷をかけることが重要です。筋トレと同じで、負荷が強すぎれば折れてしまいますし、弱すぎれば成長することができません。
