経営陣・他部署・メンバーとの関係構築には対話が不可欠
押久保:評価の難しさに加えて、見るべき範囲が広がったときにミドルマネージャーとして私が感じたのは、自分の考えが浸透していない組織をマネジメントすることの難しさです。小関さんも同じような経験をされたと思いますが、どう対応したのでしょうか。
小関:幸運なことに、多くの場合で自分が採用したメンバーと一緒に仕事をしてきたので、価値観のすり合わせで困難を感じたことはほとんどありません。ただ、周囲の様々なミドルマネージャーを見ていて思うのは、対話の機会を持つことの重要性です。日頃から様々なことを深く考え、先入観を持たずフェアに接し、自分の信念や判断軸をブレずに伝える必要があると感じます。