このレポートは、2012年から毎年、特許を生み出し最先端をリードするアイデア創出の文化を測定することで、世界のイノベーションランドスケープの頂点に立つ企業を明らかにしている。10年連続でTop 100グローバル・イノベーターに選出された企業は、6年間、常にダウ平均株価およびS&P 500構成企業よりも高い時価総額成長率を維持し、昨年10月にはその収益に2.5倍近くの差が生じているという。
Top 100 Global Innovators 2021レポートでは、その他にも次のような調査結果を発表している。
- 2021年のTop 100 グローバル・イノベーターは、3大陸、14の国と地域から選出
- 最多選出国は米国の42社で、日本の29社がこれに続く
- 初選出は9社で、そのうち6社は前回2020 Innovator to watchの選出企業・機関
- ハードウェア・電子部品製造分野および半導体分野からの受賞企業数が最も多く、それぞれ21社と12社がTop 100グローバル・イノベーターに選出
Clarivate Top 100 グローバル・イノベーター 2021を受賞した日本企業(英文社名のアルファベット順、*は10年連続受賞企業)
- AGC
- アイシン精機
- カシオ計算機
- ダイキン工業
- 富士フイルム
- 富士通*
- 古河電気工業
- 日立製作所*
- 本田技研工業*
- 川崎重工業
- 神戸製鋼所
- 小松製作所
- 三菱電機
- 三菱重工業
- 日本電気*
- 日亜化学工業
- 日本製鉄
- 日産自動車
- 日本電信電話*
- オムロン
- パナソニック*
- ルネサスエレクトロニクス
- 信越化学工業*
- ソニー*
- TDK
- 東芝*
- トヨタ自動車*
- 安川電機
- 矢崎総業