ジャスミーは、誰もが簡単に安全にそして安心してモノを使うことができるプラットフォームを提供することを目指し、ブロックチェーンなど分散技術やエッジコンピューティングを活用した独自のIoTプラットフォームの開発・提供に取り組んでいる。同社は、独自のコアサービス「セキュアナレッジコミュニケーター(SKC)」をベースにした「ジャスミーパーソナルデータロッカー」を開発。このデータロッカーを核に、同社が提供するプラットフォームを活用することにより、自分のデータを自身のデータとして安全に管理し、安心して今まで以上に積極的に活用できる環境の実現を目指している。
ジャスミーは、ビッグデータに比べて比較的小さいデータを活用する「スモールデータ」の発想を発展させ、個人にまつわるデータを広く個々人で一元的に蓄積し、AIやエッジコンピューティングなどの技術も駆使することにより、個々人それぞれの個性を表す最も有効なデータとして広く活用することを発表した。同社は、日常生活で起こる様々なことから人生の節目に至るまで、人それぞれの問題の解決や行動決定などに役立つもっとも価値あるソリューションを目指し「プラチナデータ」と名づけている。
ジャスミーは、「データロッカー」を利用した開発及び実証実験を一部の企業と進めてきたが、今後はその成果の達成をさらに加速させ、より広範囲に「プラチナデータ」構想への賛同と参画を募るため、以下のことを進めるとしている。
- データロッカーを中心としたジャスミープラットフォームを利用した開発環境の拡充
- データロッカーを利用したソリューションの実証実験の拡大と実用化の実現
- プラチナデータ構想を実現するサービスやAI機器類の開発