リニューアルしたイトーキ名古屋オフィスプラザでは、2018年10月に開設した本社オフィス「ITOKI TOKYO XORK(イトーキ・トウキョウ・ゾーク)」に続き、ワーカー一人ひとりの高い自己裁量により生産性と創造性を最大化する新しい働き方戦略ABW(Activity Based Working)を導入している。協業パートナーでABWの創始者であるVeldhoen+Company(ヴェルデホーエン社)のコンサルティングのもと、社員と新しい働き方を共創し、それを実現する空間を設計したという。
オフィス内には、ABWの働き方を実践するためのオフィス空間や、それを構成する家具を利用できるスペースを設け、活動によって場所を選んで働くことを実際に体感することができる。また、ビジネスパートナーが利用できるタッチダウンスペースを設けている。
行動の自由を支えるABW
Veldhoen + Companyの知的財産と知見に基づき、想定されるワーカーの活動を10の活動グループに分類し、それぞれの活動をサポートし、生産性と創造性を最大にする空間機能をデザインした。
【2人作業】2人作業のために特化されたブース。横に並んでお互いに学び合ったり、同じドキュメントを共有したりすることができる。
【知識共有】三人以上のグループによる知識共有のスペース。主にプレゼンターが話して進行する。
【リチャージ】仕事からひととき離れて、気分転換をするためのスペース。リラックスした交流を促進し、次の仕事への活力をリチャージする。
ウィズコロナ期に安心して働くことができる、感染防止対策
新オフィスでは、安全に成長を止めないための働き方のルールや環境づくりなどについてまとめた「Post Corona Workplace Guide Book Vol.1」に基づき、働く場の基準をクリアした空間づくりも行っている。