この実証実験は、3月3日から東急バスで実施している「バス車内のリアルタイム混雑状況の配信」を利用し、バス停留所のデジタルサイネージに「ナッジ」を活用したメッセージを配信することにより、混雑したバスの乗車を見送るなど、利用者の行動を変えるきっかけとしての効果を検証することを目的としている。
混雑したバスを避け、空いているバスに乗車することで、快適な環境での乗車を可能とすることや、混雑の平準化により遅延が解消されるといった課題の解決が期待される。
この実証実験では、趣向を変えた複数のメッセージを配信することで、より効果的な案内の方法を検証し、利用者への案内方法の改善を検討する。
また、第2弾として、利用者のスマートフォンへ、行動変容を促すメッセージ配信の実証実験も予定しているという。