SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

Biz/Zineニュース

ソフトバンクとカナモト、5Gを活用したサービス見据え建設機械の遠隔操縦の実証実験を実施

  • Facebook
  • X
  • Pocket

 ソフトバンクとカナモトは、通信ネットワークの優先制御機能と閉域網サービス「SmartVPN」を活用して、建設機械の遠隔操縦の実証実験を実施した。

  • Facebook
  • X
  • Pocket

 両社は、5Gのネットワークの拡大およびネットワークスライシング技術などの実用化を見据えて、通信ネットワークを活用した遠隔操縦の商用サービスの実現性に関する実証実験を、2019年から共同で行ってきた。

 この実証実験では、優先制御機能を付与した通信ネットワークと「SmartVPN」で構築した閉域網を活用して、カナモトが開発した遠隔制御装置「KanaRobo(カナロボ)」と4台のカメラを搭載した建設機械(バックホー)を、操作室から遠隔操縦。無線区間を優先制御機能で安定させて伝送区間を閉域網にすることで、映像の遅延を短縮することができた他、閉域網内でバックホーと操作室を直接通信することで操作信号の揺らぎを軽減させて、操縦者が遠隔でも違和感なく建設機械を操縦できることを確認した。

 ソフトバンクとカナモトは今後、天候やネットワークの負荷状態などを考慮した試験を行い、2022年以降の商用サービス提供を目指すという。また、建設機械の遠隔操縦の他、AI(人工知能)解析ソリューションなどを組み合わせたパッケージでのサービス提供も視野に入れ、さまざまな実証実験を行っていくとしている。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
関連リンク
この記事の著者

BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング