フューチャーアーキテクトは、常陽銀行のIT戦略パートナーとして、同社が開発した金融機関向け戦略業務系システム「FutureBANK」をベースとした渉外・融資支援システム「JAST」を2014年に提供している。今回の実証実験では、この「JAST」に蓄積されている渉外・融資支援に関わる定量データや営業履歴といった定性データをAIの学習データとし、顧客のニーズに合ったAIによる金融商品のレコメンドを検証する。自然言語解析とデータ分析によってレコメンドされる情報を、過去の営業履歴をもとに成否判定し、その結果をAIにフィードバックすることで、AIモデルの精度を高めるという。なお、今回の検証は一部の金融商品を対象としているが、将来的にはより多くの金融商品へ対象範囲を広げていくことを目指すとしている。
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