なお、両社は2013年9月1日から2021年3月31日まで、「森林の持つ多面的価値の保全及び地域の持続的発展に関する協働基本合意書」を締結しており、今回の新たな基本合意書においては、活動の対象分野を、「資源の循環・保全」「地域社会の発展」「多様性の尊重」の3分野に拡大。2030年までの約10年間にわたり、持続可能な社会の実現に資する取り組みを具体的に進めていくという。取り組みの内容は以下。
資源の循環・保全
- 森林の保全(水源涵養機能の保全):「森」と「水」を適切に保全する協働活動を推進
- 飲料容器を含む紙素材の利活用:紙素材を活かすパッケージを検討するほか、紙コップの回収リサイクルについても協働の可能性を模索
地域社会の発展
- グリーンインフラ活動:従来の森林保全・水源保全活動に加えて、気候変動や自然災害リスクの低減、生物多様性の維持などを目的として検討・実施
多様性の尊重
- 従業員向けセミナーの開催:女性の活躍推進、LGBTQに対する理解促進など、多様性を学ぶ機会となる従業員向けセミナーを開催