大学広報専門「戦略広報サービス」は、大学や民間企業の広報支援実績をもとに培ってきた広報ノウハウおよび広報資源を大学広報向けに提供することで、大学の「知的資源の積極解放」「教育研究の情報発信を通じた地域コミュニ―ケーションの活性化」等を促進するサービス。

　広報戦略策定・情報整理・ニュースリリース作成配信から広報分析業務までを一貫して行い、大学の「眠る情報資産」の積極解放を広報の戦略化を通じて支援していくという。

　地域社会や産官学との連携を広報分野で支援することで「開かれた大学」として大学ブランド力の向上を後押しするとしている。

　発表では、2007年より「大学全入時代の到来」が話題となり、2018年には18歳人口がさらに大幅に減少する「2018年問題」を背景に、大学における「定員割れ」「募集停止」「大学間競争の激化」に伴う大学改革が急務になっているとしている。

　特に、東海地区においては各大学の「個性」「具体的取り組み」「入学後の将来像」が、受験生や大学を取り巻く関係者に伝わっていないという現状が浮き彫りとなっているという。

　大学の「名前」を知ってもらうためにはペイドメディアの活用が有効だが、大学の「魅力」「アイデンティティ」「理念」を伝えるためには幅広い知的資源や大学情報の公開が必要であり、また地域社会とのさらなる交流のきっかけや産官学連携にも繋がるとしている。

　キュアユナイテッドは、2012年10月から東海地区を中心として広報支援業務を開始し、数々の学校法人・団体・企業様とメディアとの橋渡しを行ってきたという。

　国公私立大学においては、各大学独自の知的資源の蓄積や教育・研究への取り組みが行われているにも関わらず、積極的な情報発信を行うことが少ないために、地域社会や受験生、その他ステークホルダーに本来の魅力が伝わっていないケースが非常に多いという。

　そのため、学内情報を整理・収集し、「誰に」「何を」「どのように」伝えるのかを分析した上で、積極的な情報公開を支援していくことで、「開かれた大学」として大学ブランド力の強化が可能で、知的資源の有効活用・産官学連携の活発化を促進し、国際化の後押しや地域社会への貢献へつなげていくとしている。

　このサービスは、愛知県、三重県、岐阜県、静岡県、長野県、滋賀県、石川県、福井県、富山県、山梨県を対象として展開するという。