りそなホールディングスは、中堅・中小企業の多様なDX推進ニーズに応えることを目的に、「りそなデジタルハブ」を4月1日に設立し、営業を開始する予定だと発表した。
りそなグループは、これまで中堅・中小企業に対するITベンダーの紹介などを行ってきたが、紹介後にクライアント企業のカスタマーサクセスには関与できないという課題があったという。
今回の新会社設立により、今後はコンサルティング会社やITベンダーと共同で、クライアントをワンストップでサポートすることを目指すとしている。
同取り組みにあたり、DXに関する知見・ノウハウを有するシステム会社やITベンダー、コンサルファームなど5社から出資を受けて協業。また、20社以上の企業と提携するという。これにより、ITソリューションをオーダーメイドで提供できるようになるほか、導入後も活用状況などを記載した「りそなカスタマーサクセスプラン」を通じてフォローすることで、継続的なサポートを提供するとしている。
また、同取り組みとあわせてセールスフォース・ジャパンとの業務提携の検討も開始したという。