日本政策金融公庫(日本公庫)大阪支店と関西みらい銀行は、顧客の2050年カーボンニュートラル実現を後押しするため、新たな協調融資スキームを創設した。
同スキームは、カーボンニュートラルに取り組む顧客の事業資金の円滑化を図ることに加え、必要に応じて、省エネルギーセンター(省エネセンター)が実施する省エネ最適化診断を紹介。エネルギー使用量の見える化やカーボンニュートラルに向けた具体的な取組内容の検討についてもサポートするという。
スキームの概要は以下のとおり。
- 対象:カーボンニュートラルに取り組む事業者
- 特徴:専門家によるアドバイスが必要な場合は省エネ最適化診断を紹介
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融資制度:日本公庫:各種特別貸付制度
:関西みらい銀行:ESG目標設定特約付融資「TryNow」 - 資金使途:設備資金・運転資金
- 融資条件:融資金額、利率、期間などについては相談の上決定
両者は今後、省エネセンターと連携して「カーボンニュートラルにかかる支援体制」を構築し、顧客のカーボンニュートラルの推進に取り組むという。また、地域の人の多様なニーズに応じた資金供給や本業支援を通じて、地域経済の発展に取り組んでいくとしている。