トランスコスモスは、6月22日より経営体制を変更し、代表取締役共同社長に石見浩一氏、牟田正明氏が就任したと発表した。
新たな経営体制において同社は、創業からの理念を継承しつつ、変化する市場や新たなニーズに沿った事業を展開。提供するサービスを連携させ、複合チャネルでの統合サービスの提供を推進するなど国内事業基盤を強化し、グローバル市場での展開を加速していくという。
また、グループ経営においては国内外のグループ企業との連携、活用によるDXサービスの強化と同時に、グループ経営基盤・グループガバナンスの整備を進める。SDGsをはじめとする社会課題の解決に向けた取り組みを推進することで、持続可能な社会の実現を目指すとしている。
1992年 イリノイ大学院修了。1993年 味の素入社。2001年 トランスコスモス入社。サービス部門の責任者として、品質向上・生産性改善・新規サービスの展開などサービス力の向上を追求するとともに新たな事業領域への展開やサービス開発に従事。2006年より16年にわたり副社長として経営に携わると同時に、国内外グループ会社の経営者を歴任するなど経営者としての経験と見識を有する。2012年よりグローバル事業の責任者として、中国・ASEAN・欧米の6ヵ国において新規事業を立ち上げ、韓国子会社の黒字化や成長への取り組みなど、グローバル事業の拡大に貢献。東京都板橋区出身。
1989年 九州大学卒業。リクルート入社。1999年 トランスコスモスのグループ会社であるダブルクリックに入社し、常務取締役として、2001年にグループ会社初となるナスダックに上場。その後、グループ会社の取締役副社長を経て、2003年トランスコスモス入社。営業部門の責任者として、国内外における営業体制・戦略を強化し、新規市場の開拓と既存事業の収益拡大で事業成長をけん引。経営者としての見識、営業戦略・事業推進・サービス開発分野における経験と知識を有する。2020年よりデジタルマーケティング・EC・コンタクトセンターサービス部門の責任者を兼任し、サービス開発および複合サービスを推進。福岡県福岡市出身。