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PKSHA、不正・犯罪検知ソリューション「PKSHA Security」の本格展開開始

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 PKSHA Technology(以下、PKSHA)は、過去の不正・犯罪検知プロジェクトで蓄積した知見・実績を集約させた不正・犯罪検知ソリューション「PKSHA Security(パークシャ セキュリティ)」の本格展開を2022年8月より開始した。世の中の急激な情勢変化やテクノロジーの進歩に伴う新たな不正・犯罪の増加という社会問題を解決すべく、過去の不正・犯罪検知プロジェクトの知見を集約させた不正・犯罪検知ソリューションを開発し、世の中の安心安全な未来を実現することを目指しているという。

開発の背景:テクノロジーの進歩に伴い、新たな異不正・犯罪が生まれ社会問題に

 テクノロジーの進歩に伴い人々の生活は便利になる一方で、世の中では新たな不正・犯罪が生まれ社会問題化している。クレジットカードの2021年度の不正被害額は330億円にのぼり、この5年で2倍にもなっているのだという。また、SNS上の誹謗中傷被害は、総務省が運営する違法・有害情報相談センターに寄せられる相談件数ベースで、開設時の2010年度から現在までで約4倍にまで増加している。加えて、内閣府デジタル臨時行政調査会にて、テクノロジー活用を軸とした規制緩和検討が進む中、更なるテクノロジーの普及が想定され、テクノロジー犯罪の抑止・検知は最重要テーマとなっている。

開発の内容:過去の不正・犯罪検知プロジェクト知見を集約させた高精度の異常検知ソリューションの開発

 機械学習エンジンの開発においては、得られるデータを機械が解釈しやすいように変換する特徴量生成と、それら特徴量と不正・犯罪か否かの情報から不正・犯罪検知予測モデルを作成する学習のプロセスが特に重要になるのだという。

 今回、業界1位の実績を持つクレジットカードの不正検知の他、保険金の不正請求や、SNSの不正投稿監視など、PKSHAが過去に数多く行ってきた不正・犯罪検知プロジェクトにおいて効果的であった特徴量生成手法や学習時の設計・チューニング手法を集約し、従来より培ってきた不正・犯罪検知エンジンをさらに効果的かつ汎用的なものにバージョンアップする開発を実施。本エンジンを各ユースケース向けにセミカスタマイズさせることで、短期間で高精度な不正・犯罪検知エンジンの実装が可能になるとした。また、AI活用においてはブラックボックス性(AIの判断根拠の不透明さ)が問題となることが多いが、根拠を提示する技術も保有しているとし、顧客企業のオペレーションに併せて当該機能を組み込んでいくと述べている。

想定するユースケース

  • 不正送金検知
  • マネーロンダリング検知
  • クレジットカード不正検知
  • 保険金請求不正検知
  • コンプライアンス違反検知
  • 法規制違反検知
  • SNS上の誹謗中傷検知
  • 不審行動検知 など

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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