カルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下、CCC)、CCCMKホールディングス(以下、CCCMKHD)、三井住友フィナンシャルグループ、三井住友カードは、SMBCグループとCCCグループとの間の資本・業務提携に関し、基本合意書を締結した。
三井住友カードを有するSMBCグループと、Tポイントの会員基盤を有するCCCグループは、支持されるポイントブランドと決済・ポイント経済圏を構築し、顧客価値が高いサービスを提供することを目的として、同基本合意書を締結。業務提携においては、三井住友カードとCCCMKHDのポイント事業を統合し、VポイントとTポイントを統合した新たなポイントブランドを創出すべく協議していくという。
また、三井住友カードの利用で統合後のポイントが貯まることに加え、Tポイントのアプリ・Webサイトなどを通じて、公式カードとして三井住友カードの募集を行うなど、キャッシュレス決済分野においても提携。「ポイント」と「決済」を組み合わせた、ポイントが貯まるモバイル決済などの新サービスも検討するとしている。
資本提携においては、決済・ポイント事業の共同運営実現のために、CCCMKHDをSMBCグループとCCCグループの共同事業会社化。株式をCCCが6割、SMBCグループが4割の割合で保有することを目安として、両社で協議するという。
なお、基本合意の最終的な契約となる資本・業務提携契約については、12月31日までに締結する予定だとしている。