楽天証券ホールディングス(以下、楽天証券HD)とみずほ証券は、「顧客のニーズに応えるハイブリッド型の総合資産コンサルティングサービス」を共同で実現すべく、提携を行うことについて合意した。
同提携に伴い、両社は、10月7日付で株式譲渡契約書を締結の上、楽天証券HDの連結子会社である楽天証券における普通株式の19.99%をみずほ証券に譲渡。譲渡後も楽天証券は、楽天グループおよび楽天証券HDの連結子会社となる。また、楽天証券HDとみずほ証券は、同日付で株主間契約も締結している。
楽天証券とみずほ証券は、顧客集客力とUI/UXに優れたオンライン証券取引プラットフォームや、総合資産コンサルティング力といった両グループの強みを活かし、双方の成長を加速させるべく業務提携を検討していくという。現時点における協業検討項目は以下のとおり。
- 楽天証券の顧客に対し、ニーズやライフプランに応じたみずほの総合資産コンサルティングサービスを資産形成・資産運用サービスの新たな選択肢として紹介。広範なニーズへの対応を図る
- みずほ証券が引受・組成を行う株式(IPO/PO)・債券(プライマリー商品/売出外債)などを楽天証券に販売委託することにより、楽天証券の顧客における商品選択肢の拡充を図る
- みずほ証券およびみずほ銀行を含むみずほの顧客に対し、楽天証券の取扱商品・サービスを紹介し、個人の金融資産形成に貢献する