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クラダシと慶應義塾大学、食品データと大阪府内の子ども食堂とのマッチングを行う実証実験を実施

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 クラダシと慶應義塾大学SFC研究所は、企業が保有する食品のデータと、食品の提供を希望する大阪府内の子ども食堂とのマッチングを行う実証実験を実施する。同実証実験は、2月に続き2度目の実施となる。

 子ども食堂では、子どもやその両親、および地域の人々に対し、無料や低額で食事を提供。食事提供に限らない、子どもの居場所や、地域の人々のコミュニティづくりを担っているという。

 一方で、子ども食堂を支援したくても、どのように食品を提供したらよいかわからないという企業も多いのが現状。同実証実験は、そのような課題を解決するため、慶應義塾大学SFC研究所が参画している、内閣府のイノベーション創造プログラム(SIP)「スマートバイオ産業・農業基盤技術」において、「子ども食堂への安定的食材提供の仕組み作りと実証」が採択され、昨年に引き続き実現した。

取り組み内容

 昨年度の実証実験の結果、災害用備蓄食品による支援の可能性やタクシー活用による近距離配送の実現性について確認できたが、規模や開催頻度も異なる多数の子ども食堂への個別対応や、実際のオペレーションに近い形でのマッチングの実施には課題が残ったという。

 今年度は、食品提供企業の所在エリアや寄贈対象の子ども食堂数を拡大するとともに、子ども食堂へのマッチングや配送に係る事前調整や対応工数の削減に向けて、プロセスの効率化の検討を進める。また、昨年度の常温の災害用備蓄品に加え、冷凍食品のマッチングと寄贈も実施するとしている。

10月実施予定時のスキーム図<br/>[画像クリックで拡大表示]
10月実施予定時のスキーム図
[画像クリックで拡大表示]
  • 実証実験の予定期間:2022年10月および12月
  • 対象団体:大阪府内の子ども食堂20団体以上
  • 10月の協力企業:マルハニチロ(冷凍食品 約2,660袋) 他
  • 商品の条件:食品、賞味期限が提供日から1~2ヵ月以上あるもの

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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