投資の意思決定基準は「6つの論点」に分けられる
新規事業開発の初期フェーズにおける最大のポイントは、とにかく早く、事業のアイデア(仮説)をユーザー相手に試す、いわゆる「プロトタイプフェーズ」に入ること。言い換えるなら、「この事業アイデアは試す価値が十分にある」と責任者が評価できる状態をいかに早く作れるかということです。
私たちが関わってきたプロジェクトでも、責任者の方は必ずと言っていいほど「このアイデアはビジネスとして成立するのか?」や「事業として今、そして当社がやるべきか?」という問いを投げかけます。つまり、事業の成否をうまく評価できないから投資の意思決定ができない、と悩んでいるわけです。