人事のためのメディアHRzineでは、2023年2月2日(木)の12時40分より、イベント「HRzine Day 2023 Winter」を開催します。テーマは「人的資本の語り方〜データに基づく可視化とその先〜」。オンラインでの無料開催ですので、場所を問わずお気軽にご参加いただけます。
今、注目の「人的資本経営」。上場企業などはこれから人的資本に関する情報開示(人的資本開示)を求められます。問題は、何をどう開示すればよいのかを判断するのに参考になるものがほとんどないこと。特に悩むのは、経営戦略に結びつく人材戦略を描き、それに基づいて人的投資を行うストーリーをどう組み立てるかでしょう。また、開示する情報はデータに基づき、毎年PDCAを回せるものでなければなりません。人事データ・人材データの取り扱いもカギとなります。
今回のHRzine Dayでは、人的資本開示で中心的な働きが求められる人事の方に向け、企業経営に効く人的投資のストーリーづくりやそのためのデータ活用などについて、トップランナーやエキスパートに講演していただきます。
基調講演
「持続可能な働き方」を実現するための人的資本開示
持続可能な組織づくりと持続可能な人材育成。これらを、データやテクノロジーもうまく活用しながら実現していくことが、現代における「人的資本経営」の本質といえるでしょう。そこに至るプロセスや工夫について、定量データも用いながらナラティブな説明も添えてオープンにしていくことが「人的資本開示」であり、何を目的としてデータを揃えるのか、それをどのようにして集めるのか、全ての拠り所となるのは「従業員体験」の向上に寄与するか否かです。本セッションでは、この点について詳しく解説します。
スピーカー
民岡 良(たみおか りょう)氏
株式会社SP総研 代表取締役 人事ソリューション・エヴァンジェリスト
特別講演
人的資本開示の実務で人事が考えるべきことは?
〜「統合的なストーリー」づくりを中心に
2022年8月、人的資本の情報開示のガイドラインとなる「人的資本可視化指針」が内閣官房から公開されました。この中で情報開示の土台とされているのが、自社の経営戦略と人的資本への投資や人材戦略の関係性を描いた「統合的なストーリー」です。ステークホルダーが納得する情報開示を行うためにも、また人的資本経営を業績アップなどの成果が伴う活動にするためにも、統合的なストーリーは第1のポイントになります。 本セッションでは、この統合的なストーリーのつくり方を中心に、データの利活用を含め、人的資本開示の実務で人事が考えるべきことについて議論します。
スピーカー
小野 真吾(おの しんご)氏
三井化学株式会社 グローバル人材部 部長
中村 亮一(なかむら りょういち)氏
株式会社サイダス プロダクトソリューション本部 本部長
そのほか、3セッションを用意して皆様をお待ちしております!
イベント概要
タイトル | HRzine Day 2023 Winter 人的資本の語り方〜データに基づく可視化とその先〜 |
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日時 | 2023年2月2日(木) 12:40〜16:50 |
場所 | オンライン |
参加費 | 無料(要事前登録) |
主催 | 株式会社翔泳社 |
詳細・参加申し込み | HRzine Day 2023 Winterサイトより |