SOMPOホールディングスと京セラみらいエンビジョン(以下、KCME)は、モバイルとICTを利用した介護予防および認知機能低下予防のモデル構築を目指し、協業を開始する。
両社は、これまで距離や気候などの制約により継続的に予防に取り組むことができなかった高齢者に対して、身体機能および認知機能の維持・改善を目的に継続的に予防に取り組める商品とサービスを共同で開発し、介護医療費抑制や健康寿命の延伸などの社会課題の解決を目指すという。
具体的には、KCMEが保有する行政情報の配信や見守りソリューションとして活用されている「しらせあい」システムと、SOMPOホールディングスが保有する高齢者の生活習慣改善のための「SOMPOスマイル・エイジングプログラム」を持ち寄り、モバイルとICTを利用した介護・認知機能低下を予防するサービスの検討を行うとしている。
両社は今後、同じ目的を持つパートナーと連携し、SDGs目標「すべての人に健康と福祉を」「住み続けられるまちづくりを」の実現を目指して、具体的な検討を進めていくという。