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味の素ら、サステナブルなアミノ酸製法の共同開発を推進 発酵工程におけるCO2排出量など削減へ

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 味の素は、ゲノム大規模構築技術を持つスタートアップ企業であるLogomixと、共同研究開発契約を締結した。

 味の素グループでは現在、アミノ酸の生産において、低環境負荷生産技術や副産物の農業への循環利用などを含むサステナブルなアミノ酸生産バイオサイクルを世界各地の発酵工場に導入している。

味の素グループの現在のアミノ酸生産バイオサイクル
味の素グループの現在のアミノ酸生産バイオサイクル

 一方、Logomixでは、ゲノム大規模構築技術「Geno-Writing」を提供し、バクテリア、酵母、動物培養細胞、ヒト幹細胞など、様々な生物種の機能改変した細胞や細胞システムを提供。同社は現在、製薬企業や化学・素材系企業、エネルギー系企業など、細胞や微生物を使ったものづくりを進めている企業との協業を進めており、今回の共同研究開発もその一環と位置づけている。

 Logomixが持つこのゲノム大規模構築技術と、味の素のアミノ酸発酵に関する技術や知見を融合させることにより、発酵工程におけるCO2排出量をはじめとする環境負荷を低減した、サステナブルなアミノ酸製法の開発を推進するという。

 味の素は今後、Logomixとの共同開発により、カーボンニュートラル化を推進していくことで、持続可能なフードシステムの構築を図っていくとしている。

味の素グループが目指すサステナブルなアミノ酸生産バイオサイクル
味の素グループが目指すサステナブルなアミノ酸生産バイオサイクル

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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