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Hondaとヤマト運輸、軽商用EVの集配業務における実用性・環境負荷軽減効果を検証へ

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 本田技研工業(以下、Honda)とヤマト運輸は、Hondaが2024年春に発売を予定している新型軽商用EV(電気自動車)の集配業務における実用性の検証を6月から実施する。

実用性の検証で使用するテスト用車両
実用性の検証で使用するテスト用車両

 両社は、新型軽商用EVを活用し、環境負荷軽減効果の検証に加え、集配業務における実用性や車両性能の検証を行う。また、充電オペレーションを含むエネルギーマネジメントに関する各種基礎データを取得し、実用性の高いEVの運用に役立てるという。

 新型軽商用EVは、軽商用バンである「N-VAN」をベースとしており、大容量かつ、助手席からリアまでフラットとなる荷室空間が特長。これを生かし、同検証では、ヤマト運輸が導入を進めている小型モバイル冷凍機「D-mobico」を荷室に2台搭載し、冷蔵・冷凍品の配送にも対応する。D-mobicoは、モバイルバッテリーで駆動し、ドライアイスを使用しないため、環境に配慮した配送を実現するとしている。

 検証の概要は以下のとおり。

期間
  • 2023年6月1日~8月31日(3ヵ月間)
車両台数
  • 3台
実施エリア
  • ヤマト運輸 中野営業所(東京都杉並区)
  • ヤマト運輸 宇都宮清原営業所(栃木県宇都宮市)
  • ヤマト運輸 神戸須磨営業所(兵庫県神戸市)
検証内容
  • 環境負荷軽減効果の検証
  • 集配業務における実用性や車両性能の検証
  • EV運用における各種基礎データの取得・検証

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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