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ソースプリンシプルの根幹となるマネーワーク

提唱者が語る! 人間らしい自然なビジョンの創作を可能にする「ソースプリンシプル」&「マネーワーク」

第1回

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マネーワークのプロセス1:マネーに映し出しているアイデンティティを取り戻す

 それでは、具体例を示しながら、マネーワークのプロセスの概要をご紹介します。今回はマネーに「自由」を映し出している場合について、以下に要点を絞ってお伝えしていきます。

画像を説明するテキストなくても可

 上記プロセス内の「例」では、自分の一部である「自由」というアイデンティティを、マネーにくっつけてしまっています。しかし、マネーワークでは「実は自分のほうにも自由がある」ということに気付き、自分のアイデンティティの一部としての自由を取り戻していくことを意図しています。

 具体的には、「マネーがある場合でも、マネーがない場合でも、両方の場合において、私は自由である」というセンテンスを声に出してみて、身体感覚に意識的になるというプロセスを何回か試してみます。このプロセスはピーターが、セラピー(治療行為、医療行為)としてではなく、誰もが日常で取り組むことができる実践的なワークとして、試行錯誤の中で生み出し、改良を重ねているものです。

 センテンスを声に出してみると、もちろん人によって異なりますが、ふっと身体がゆるむような感覚が生まれてくることがあります。このとき、マネーがある場合も「自由」だし、マネーがない場合でも「自由」であることを次第に感じられるようになるということが起きています。これは、マネーに対して抱いていた投影や、条件付けが外れていく過程でもあります。

 上記の場合、マネーがなくても「自分にはビジョンを描く自由はある」「自分には伝えたいことを表現する自由はある」と感じられるようになるかもしれません。頭だけではなく、“身体の声”にも耳を澄ませることが重要です。

 感じ方は人それぞれなので皆に同じ反応が必ず起きるわけではありませんが、マネーワークを自分でも継続してみることで感触は次第に確かなものへと変わっていきます。

 これにより、マネーによって曇っていた「自由」という本来自分が持つエネルギーが自分の中から生まれてくるようになり、より活き活きとしたビジョンが自分を通じて現れてきます。

 ここまでがマネーワークのプロセスの前半です。次項では、マネーワークの後半のプロセスを、ポイントを絞り解説します。

次のページ
マネーワークのプロセス2:マネーに映し出しているアイデンティティの逆側のアイデンティティを取り戻す

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この記事の著者

吉原 史郎(ヨシハラ シロウ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

小野 義直(オノ ヨシナオ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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