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「人的資本開示」実務の疑問点

人的資本経営が興る今だからこそ考える「人材版伊藤レポート」の欠点と限界、実務にどう活かせるか?

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一部の企業(=国内の伝統的大企業)のみが対象になっている

大企業目線が強すぎる・対象組織や組織課題が不明確である

 人材版伊藤レポートは、企業にとって人的資本経営がどう重要であるかを説明することを目的としていますが、各論の内容は大企業を対象にした記載が多いと言えます。たとえば、取締役会の体制に関する論点やサバティカル休暇制度の現実性などを含め、様々な観点で一部の国内の大企業の制度を前提とした記載が多いです。

 これは内容を読み解けば明らかですが、レポートそのものでは大企業がターゲットであるということが標榜されているわけでもないため、全体を分かりにくくしていると言えます。この例に当てはまらない企業が各論をスクリーニングして、本質を推論して読んでいくというのは困難でしょう。

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この記事の著者

松井 勇策(マツイ ユウサク)

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