TISは、社内データを一元的に収集・分析する基盤をマイクロソフトが提供するクラウドサービスを利用して構築し、社員の働き方改革を推進することを発表した。
TISでは従来、社内の各システムに保存されているデータを手作業で集めており、それを統合的な視点で分析するのに手間と時間がかかっていたとのこと。そこで、今回構築した環境を利用し、情報系・基幹系・業務系システムなど、各システムに格納されていたデータを統合的に1つのデータ基盤に集約した。同データ基盤と分析ソフトウェアを用いることで、データの収集や成型作業よりも分析作業に集中できるようになり、インサイトを得られるようになったとしている。
また、ダッシュボードでデータをリアルタイムに共有することで、社員同士が同じ認識を持ちやすく、行動につながる仕組みが整ったとのこと。これらのデータから導き出されたインサイトを基に、社員の働き方を高度化する施策を展開していくという。
同社は今後、働き方のみならず様々な領域でデータを活用して、データドリブンな業務や経営を実現し、企業全体の改善スピードを高めていくとしている。