島津製作所とGEヘルスケア・ジャパンは、循環器領域における国内での協業を開始する。
循環器疾患は、適切な予防と早期の発見が求められ、「脳卒中循環器病対策基本法」が策定されるなど対策が進んでおり、このような取り組みを補完する企業間連携にも期待が高まっているという。
同協業により島津製作所は、血管撮影システムTriniasシリーズ(天井走行シングルプレーン型)をGEヘルスケア・ジャパン向けにOEM(相手先ブランドによる生産)で供給。GEヘルスケア・ジャパンは、同シリーズをラインナップに加えて国内市場での販売を開始する予定だとしている。
今後、AI・デジタル分野において実績を持つGEヘルスケア・ジャパンと、イメージング技術とメカトロニクス技術の融合による画像診断を支援する島津製作所が連携し、循環器領域における進化を支援していくという。