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デザイン・イネーブルメントによるDX推進

デザイン・イネーブルメントのOSとしての「デザイン組織」──対象とするデザイン行為や態度とは?

第2回

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デザイン・イネーブルメントが対象とするデザイン態度

 続いて、デザイン・イネーブルメントが対象とするデザイン態度についてみていきたいと思います。

デザイン・イネーブルメントが対象とするデザイン態度
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 デザイン経営に関する知見の体系的な整理を行っている八重樫文・大西みつるは、過去のデザイン態度に関する研究を踏まえながら2023年に公開した『新しいリーダーシップをデザインする:デザインリーダーシップの理論的・実践的検討』において、デザイン態度を「過去の前例にとらわれず、新たな選択肢を作ることに能動的に関与する態度」として紹介しました。また、そのような態度を発揮するために必要な要素として「不確実性・曖昧性を受け入れる」「深い共感に従事することで、人々の理解の仕方を理解する」「五感をフルに活用する」「遊び心を持ってものごとに息を吹き込む」「複雑なことから新たな意味を創造する」という5つを整理しています。

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この記事の著者

本村 章(モトムラ アキラ)

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