KDDIは、アマゾン ウェブ サービス ジャパン(以下、AWS)と連携し、生成AIの社会実装の加速に向けて、企業・自治体での活用を支援すると発表した。
同連携では、人手不足や業務効率化などの課題を抱える企業や自治体に対して、スタートアップが開発した生成AIやオープンソースの生成AIを活用するための支援、課題に合わせたAIソリューションを提供。まずは、10月上旬を目途に、企業・自治体やスタートアップを対象に、生成AIの開発・活用の支援を開始するという。
KDDIは、アイレットやその他KDDIグループ会社とともに、AWSを活用したインフラ設計・構築・運用保守、データ活用プラットフォームを提供するほか、アプリケーションなどのアジャイル開発を実施。KDDI ∞ Laboを通じて、企業・自治体とスタートアップのマッチングを行う。スタートアップの開発能力とKDDIグループのインテグレーション能力を合わせ、企業・自治体それぞれの課題に寄り添った生成AIモデルのカスタマイズ(ファインチューニング)を支援するとしている。
また、AWSは、同社サービス群の提供や、AWS Activateを通じたスタートアップ支援を実施。KDDIは同連携を通じ、生成AIの利用や社会実装を拡大し、社会の生産性向上や生成AIの活性化を目指すという。