三菱化工機は、社会課題解決ソリューションおよびビジネスモデルの創出を目指すプロジェクト「MKK PROJECT by 三菱化工機」(以下、MKKプロジェクト)を発足させた。

MKKプロジェクトは、三菱化工機が中心となり、環境対応・創エネルギー技術を活用した、川崎発の新たなビジネスモデル、社会課題解決ソリューションの創出を目指す取り組み。三菱化工機が培ってきた環境対応技術を基盤に多様な分野の知見やアセットを掛け合わせ、5つの活動分野(スポーツ&カルチャー、環境・災害対策、食・医療、学び・人材育成、地域創生)で、多様な共創パートナーとともに世界を循環型社会に変えるさまざまな事業を創り出していくという。

5つの活動のうち2025年度は「スポーツ&カルチャー」において、「川崎新!アリーナシティ・プロジェクト」での環境対応型アリーナ建設に向けた実証実験などといった協業をディー・エヌ・エー(DeNA)と進めるとのことだ。また「食・医療」「学び・人材育成」において、上智大学と「フード&エネルギーのサーキュラーエコノミー化」をテーマに社会連携講座を今秋開設する予定だという。
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