ANA X、福岡県飯塚市、インテグリティ・ヘルスケア、沢井製薬、日立システムズは、PHRサービスを起点とした業種間連携型の健康なまちづくり形成に関する実証事業を実施するための協定を締結した。
同実証事業では、飯塚市に地域回遊や地域経済の活用によるインセンティブ付与の仕組みを構築し、住民の健康増進を支援。たとえば、実証事業に参加する住民がドラッグストア・ショッピングモール・コンビニエンスストアなどを訪れた際に移動した距離や手段によってポイントを付与し、住民の運動を促す。また、住民が健康PHRサービスに触れる環境づくりを行い、住民の活動量の増加と行動変容を図るという。
なお、飯塚市は蓄積されたPHRデータを住民の特定保健指導などに活用する予定。同協定当事者が双方の資源を有効活用し、ともに活動を推進することで、飯塚市における住民サービスの向上および住民の健康的な生活を実現することを目指すとしている。
今回締結した協定書の内容は以下のとおり。
- 「ANA Pocket」を活用した健康増進
- 「SaluDi」によるPHRデータの活用
- 「健康支援サービス(MIRAMED)」を活用した特定保健指導
- その他、同協定当事者が協議し、必要と認める事項