マツダと矢崎総業は、以前から進めてきたワイヤーハーネス生産の近場化・自動化に向けた共創活動の成果の第1弾として、新たな生産方法によるワイヤーハーネスを新型「MAZDA CX-5」に初めて搭載したと発表した。近場化は車両生産工場の近傍で完成品を生産する取り組みである。完成車メーカーと部品メーカーの枠を超え、開発初期段階から両社の知見や技術を持ち寄った。

ワイヤーハーネスは多くの工程を人の手で行っており、設備導入やロボット化だけでは自動化が困難だった。両社は自動化を前提に、ワイヤーハーネスの種類数や仕様、構造、製造工程を一体で見直した。車両全体で最適化した結果、新型CX-5のワイヤーハーネスの種類数を先代CX-5比で約80%削減した。
矢崎総業が調達した構成部材を同社関連会社の工場(山口県美祢市)で完成品にし、マツダの広島県および山口県の工場へ納入する生産・供給体制を構築した。国内生産で需要変動や外部環境の変化に柔軟に対応し、サプライチェーンの効率化と強靱化を進める。両社は今後、得られた知見を新型車のワイヤーハーネスにも展開する予定だ。

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