伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)は、海外のスタートアップとのパートナーシップの構築を目的として、欧米のベンチャーキャピタル(以下、VC)が組成し、運営する2つのテック系ファンドに有限責任組合員(Limited Partner)として出資した。
CTCは、1980年代から北米を中心として最新テクノロジーの市場調査や新製品・サービスの発掘、パートナー連携に努め、技術とノウハウを蓄積してきた。今回、生成AIをはじめとした先端技術を持つスタートアップとの共創を目的として、同出資を実施。米国のOSS Capitalと、欧州スタートアップの創業者らとのネットワークを持つ英国のDig Venturesが組成するファンドへの出資で、2社のVCに加え、Sozo Venturesとも協業に向けた協議を進めているという。
今後、ファンドの有限責任組合員として、スタートアップの選定や出資先の企業との協業に臨み、生成AIソリューションやOSSなどに関連したサービスの開発に取り組んでいくとしている。