特設サイトでは、これまで20点であったお礼の特産品を48点に拡充し(例:石垣牛、地ビール、南国のフルーツジュース、スイーツ、ジュエリーなど)、内容も大幅にリニューアルするとともに、同サイト上で支払い手続きが完結する手数料無料のクレジットカード決済機能を新たに搭載、ふるさと納税のオンライン収納を開始した。
石垣市では、2008年10月に「石垣市まちづくり支援条例」を施行して以来、自然環境や景観の維持、福祉、教育、伝統文化の保存、まちづくりなどの幅広い事業で、石垣市を応援する人たちから寄附された財源を運用、活用してきた。
今回のサイト制作は、石垣市の魅力や地域情報をより分かりやすく日本全国へと発信・訴求するとともに、寄附申し込みの際のユーザビリティを向上し、自主財源のさらなる確保を目指すものだという。
新たにオープンした「石垣市 ふるさと納税特設サイト」は、従来のレイアウトから大幅にデザインを変更し、イメージやビジュアルを多用することで、制度概要や寄附の申し込み手順だけではなく、特産品・返礼品などの情報も分かりやすくて探しやすい、シンプルなサイト構成となっている。
合わせて、ユーザビリティを高める工夫としてマイアカウント機能(会員機能)を用意し、寄附申し込み時に登録することで、次回からは面倒な住所入力などを省略できるとともに、寄附金額に応じて付与されるポイント数の保有状況やこれまでの申し込み履歴などをいつでも確認できる。
また、これまで寄附の申し込みは、指定口座への振込、現金書留、窓口への持参、公金支払サービスでの受付だったが、寄附者の手続きの簡素化・利便性向上のため、決済サービスプロバイダのゼウス(東京都渋谷区)の協力のもと、同市のサイト上で手続きが完結する手数料無料のクレジットカード決済機能を新たに搭載した。
これにより、サイト上で決済手続きを行う際、他のドメインのサイトに飛ばされることなく、シームレスに安心して支払いをすることができ、手続きにかかる時間も大幅に短縮することができた。
その他、スマートフォンやタブレットにも対応しているため、時間と場所を選ばずに、いつでも空いた時間にスムーズに申し込みをすることも可能だ。