マクドナルド・コーポレーションとアクセンチュアは、マクドナルドのデジタル戦略実行を加速するため、パートナーシップを拡大することを発表した。

　両社は、世界中に展開するマクドナルドの店舗に先端技術や生成AIソリューションを導入し、経営の効率化のほか、顧客・従業員体験の向上を図るという。またマクドナルドは、この取り組みを通じて従業員のデジタルスキルも強化するとしている。

　同パートナーシップは、顧客、店舗クルー、従業員のために、規模を活かしたスピードや効率性の向上を図るマクドナルドのデジタル戦略を加速させるものだという。設備メーカーによる自動化の推進も含まれており、店長が業務の中断につながる問題点を素早く特定し、解決策を実行できるようにすると述べている。また、店舗クルーにかかる業務負担を軽減し、顧客により温かく出来たての食事を提供することで、さらなる満足度の向上を図るという。

　この変革ステップにおいて、マクドナルドではより強力なテクノロジーチームを組成すると述べている。アクセンチュアは、AI、データ、エッジコンピューティングのスキルをマクドナルドの従業員が習得できる機会を提供。独自の学習・能力開発プログラム、オンラインでのトレーニングコース、新人向けのブートキャンプを活用し、グローバルでマクドナルドのデジタル人材育成を支援するとしている。