東芝テックとTOUCH TO GO(以下、TTG)は、省スペース性を活用し、様々な業態で導入可能な無人決済店舗システム「TTG-SENSE SHELF」を6月から発売すると発表した。
TTG-SENSE SHELFは省スペースでの店舗展開が可能なため、商業施設における催事区画での利用に加え、遊休地などを売場に変えることが可能。またオフィスや工場において、今まで店舗スペースが確保できなかったスペースでの売店運営を実現し、職域での利便性向上に寄与するとしている。
なお、2月1日から6日にJR東日本品川駅構内でTTG-SENSE SHELFを用いた実証実験をTTGが実施。駅利用者に無人決済店舗での買い物を体験してもらったという。
TTG-SENSE SHELFの主な特徴は以下のとおり。
- 商品スキャン不要、完全非対面決済を提供:カメラと重量センサーによるリアルタイムな商品取得データの組み合わせにより、商品スキャンが不要な店舗オペレーションを採用。利便性向上とオペレーションコスト削減を両立した店舗運営が可能
- 極小スペースでも店舗運営可能な無人決済店舗を実現:商品棚1台から提供が可能な簡易設置版の無人決済店舗システムを実現。電源があれば設置可能で専用の工事が不要なため、導入時のコスト削減が可能
- アプリダウンロード不要:消費者は専用のスマホアプリが不要で、現金・交通系ICカード・クレジットカード・バーコード決済などの利用が可能(※利用可能な決済種別は店舗により異なる)