EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)は、「マルチモーダルAI」を活用してクライアントの新たな価値創出を支援する「マルチモーダルAIを活用した新規価値創出支援サービス」を4月1日より提供する。
マルチモーダルAIは、映像や画像、音声情報など様々な種類のモーダルを統合的な認識空間で処理するもの。たとえば、工場の中の画像をAIで判断する場合、シングルモーダルでは画像のみから何がどこにあるのかという把握を行うが、マルチモーダルでは、工場の運営マニュアルと合わせてAIに解釈させることで、工場が適切に運営されているかまで包括的に把握することが可能だという。
シングルモーダルAIを超える推論が行えるマルチモーダルAIの活用は、膨大なデータへのアプローチを可能とし、その結果、データ全体の最適化や新たな組み合わせによるイノベーションの創出性を広げることが期待されるとしている。
マルチモーダルAIを活用した新規価値創出支援サービスでは、事象を多角的かつ詳細に捉えることにより得られる考察と経営コンサルティングの知見を組み合わせ、クライアントの新規事業や新規イノベーション創出を支援するという。