日立市は、日立製作所と同市が2023年12月にスタートした次世代未来都市(スマートシティ)の実現に向けた共創プロジェクトの推進を加速するため、「共創プロジェクト推進担当」を立ち上げ、日立市役所内にプロジェクトルームを開設した。
同推進担当には、全体推進チームリーダーおよびプロジェクトで取り組む1. グリーン産業都市、2. デジタル医療・介護、3. 公共交通のスマート化の3テーマにおいて、それぞれの窓口を置き、プロジェクト全体の進捗の見える化や課題の発見、活性化に向けた提案などを行っていくという。
日立市は、同推進担当の立ち上げにより、住民とのオープンな対話を活性化し、地域の抱える課題や住民の想いを深く汲み取ることで、具体的なビジョンや施策へと落とし込んでいくとのこと。また、プロジェクト全体での体制強化も図り、住民、産学金官連携でのエコシステムと一体となってSociety 5.0の実現を目指すとしている。
今後、生成AIを活用した新たな発想でのアイデアなども取り入れながら、ともに豊かに暮らせるサステナブルなまちづくりを推進していくという。