特許庁は、5月24日より、「ベンチャーキャピタルへの知財専門家派遣プログラム(VC-IPAS)」の公募を開始した。
同プログラムは、ベンチャーキャピタル(以下、VC)へ弁理士、弁護士といった知財の専門家(以下、専門家)を派遣し、VCを通じたスタートアップへの知財戦略構築などの支援を行うもの。派遣された専門家がVCと協働して、投資前および投資後のスタートアップに対して、事業戦略に連動した知財戦略構築などの支援を行うことにより、スタートアップの成長を加速させるという。
また、2年目となる本年度では、ディープテック領域を主として支援するVCに加え、地方を拠点とするVCや地方にインキュベーション施設を有するVCなどにも焦点を当てることで、地方のスタートアップ知財エコシステム構築を促進させるとした。
公募概要
- 応募期間:5月24日~6月24日
- 採択社数:15社
また、同プログラムの内容や応募方法についての説明会が、5月30日に開催されるという。